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  • 大学院生・ポスドク募集

研究内容

熱帯医学講座は、寄生虫・細菌・ウイルス等による感染症だけでなく、以下のような周辺研究領域を広く対象としています。

微生物学・衛生動物学・免疫学・感染症学・公衆衛生学・渡航医学・臨床検査学・進化医学・文化人類学・医学史 等

病原体は患者体内だけでなく、自然界や媒介する節足動物の体内において固有のライフサイクル(生活環)を持っており、複雑な増殖・分化の過程を経て、新たな患者を生み出しています。これら病原体の生存戦略は、いま現在も変貌を遂げつつあり、それは同時に多様な生命現象の宝庫でもあります。本講座は、正確な知識と理解を背景に、深い洞察力と自由な発想・想像力をもって感染症や各種疾患の制御に向けた研究を展開しています。このような姿勢に賛同する諸賢の参加を期待しています。
 本講座では、熱帯医学に限らず、医学・生物学等に関連するトピックスを幅広く取り扱うことを推奨しています。学位取得のための研究から、基礎・臨床研究のトレーニング、研究マネジメントスキルの醸成まで、希望に合わせて柔軟に対応していますので、随時ご連絡の上ご相談ください。

【大学院生】
1.医・歯・獣医系6年制学部卒業または卒業見込みの方
2.生物系、理工学系、薬学系などの修士課程修了または修了見込みの方
※修業期間4年(特に成績優秀な場合は3年)で博士(医学)を取得
(大学院入試情報:http://www.jikei.ac.jp/univ/gradu/index.html
  • 入学金10万円+年間授業料40万円と学費がリーズナブルです。
  • ティーチングアシスタント(TA)・リサーチアシスタント(RA)制度があります。TAには大学院1年から4年まで年間24万円、RAには大学院2年から4年まで年間72万円が支給されます。両方受給することも可能です。
  • 日本学術振興会特別研究員(DC1またはDC2)に採用されると、授業料全額免除(年40万円x学振年数)、報奨金授与(年36万円x学振年数)などの支援が受けられます(本学独自の大学院生サポートシステム)。
  • 大学院2年または3年で受けることができる大学院研究助成、同窓会による海外派遣助成などがあります。
  • 働きながら学ぶことを希望する社会人も社会人入試枠で受け入れています。履修の条件など詳しいことは直接お問い合わせ下さい。
  • 臨床コースに所属しつつ、当講座にて学位取得のために基礎的研究に従事する「再派遣大学院生」も募集します。多忙な臨床業務に従事しながらも研究にチャレンジしたい方をお待ちしています。
【ポスドク】
生物系大学大学院にて博士号取得者、または同等の能力を有する方を募集します。過去の経験は問いません。
  • 各種外部資金により雇用します。現在の状況と詳細についてはお問い合わせ下さい。
  • 日本学術振興会特別研究員(PDなど)への応募等も歓迎します。この場合、研究テーマの設定から申請書の書き方まで親身に指導します。