スタッフ

研究員 水口 萌子 MOEKO MINAKUCHI

以前から憧れを抱いていた熱帯医学に昆虫側からのアプローチで挑戦したいと思い、この研究室の門を叩きました。性格は、考えるよりも先に体が動く猪突猛進タイプで、机で勉強するよりも実際に自分で実験することが好きです。これまでは、インフルエンザウイルスの増殖機構の解明に生化学的・分子生物学的手法で取り組んできました。一般的に、ウイルスは病原体として認識されることが多く、撲滅・根絶を目指す傾向が主流と思われます。しかし、ウイルスによって恩恵を受けている宿主が存在することも事実です。ウイルス-宿主間の相互作用に関する基礎研究を通じて、ウイルスとの共生方法や生命現象の一端が解明できたらと思います。自分の研究の世界観を持ち、国際貢献する感染症研究者を目指し、日々精進して参ります。

◆略歴

  • 1984年 横浜市にて出生

    幼少期は一人遊びが好きで、学校から家に帰ってくると漫画をひたすら読んでいた。動物のお医者さんを読んで獣医に憧れる。

  • 2003年 神奈川県立横浜緑ヶ丘高等学校 卒業

    中学・高校では剣道部に所属。机に向かって勉強するより体を動かすことのほうが得意だと気が付く。

  • 2008年 麻布大学 環境保健学部 健康環境科学科(水環境研究室)卒業

    大学の講義から水環境学、医動物学や熱帯医学に興味を持ち、企業就職よりも国際協力に憧れ、環境側から国際貢献するアプローチ法を模索する。

  • 2010年 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 フロンティア医科学専攻(感染生物学(分子ウイルス学)研究室)修了

    限られた核酸とタンパク質のみで構成されるウイルスに興味を持ち、また生化学や分子生物学的手法を学びたく、永田先生の研究室の門を叩く。大学院では宿主因子の関わるインフルエンザウイルスの増殖機構の解明に取り組む。

  • 2017年 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 生命システム医学専攻 博士課程修了 博士(医学)
  • 2017年 現職

◆その他

好きなもの:音楽ライブに参戦、映画鑑賞、海外旅行、日本酒。