スタッフ

助教 吉田 拓磨 TAKUMA YOSHIDA

“ものを創ること”、“美しいもの”が好きで、気づいたら形成外科医になっていました。みんなが右向いて宝を探しているときは、左にダイヤが落ちていないかと思ってしまう性分です。“誰もやっていないことをやる”の法則を実践しているうちに、現役の大学院生のいない形成外科の医局で大学院に出させていただき、形成外科の分野では最も研究している方の少ないマゴットセラピー(医療用ウジ)の改良を研究テーマに熱帯医学講座に所属させていただくこととなりました。“ものを創ること”が好きな自分にとって開発を目標とした研究に携われるのはとても嬉しい事で、日夜マゴットに想いを侍らせています。週の半分弱を熱帯医学、半分強を形成外科で過ごしています

 形成外科と熱帯医学というなかなか関連性の想像しづらい2つの分野に関わり、またそろそろ30歳でこの先どのような方向に進んでいくのか、何をやりたいのかをよく聞かれますが自分でも全くわかりません。“一本の道を進むのは美しいけれど、普通はそうはいかないもの、迷い間違え回り道をした人間の道は誰よりも広がっていて、道が広がった分誰よりも人に優しくできる”というバカボンド31巻の感涙のシーンを頭の片隅に置きながら、なによりも道中を楽しむことを大事にできればと大学院生生活を送っています。

 関西弁を直す気のない妻と暮らし始めはや3年、“どちらのご出身ですか?”とよく聞かれますが、東京生まれ東京育ちです。

◆略歴

  • 平成18年 私立麻布高校卒業
  • 平成18年 東京慈恵会医科大学医学部医学科入学
  • 平成22年 東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業
  • 平成22年 東京警察病院初期研修医
  • 平成24年 東京慈恵会医科大学形成外科学講座 後期研修医
  • 平成26年 東京慈恵会医科大学熱帯医科学講座 大学院生

◆趣味など

料理・旅行・食べ歩き・ダイエット